陛下あす退位...1日から「令和」へ 皇太子さま新天皇即位へ
天皇陛下は4月30日に退位され、翌5月1日には元号が「令和」に変わり、皇太子さまが新天皇に即位される。
陛下は1989年1月7日、昭和天皇の崩御にともない即位して以来、皇后さまとともに国内各地の行事や式典に毎年足を運んだほか、数々の災害の被災地を訪れて、苦境にある人たちを見舞ったり、国内外の戦没者を悼む旅を続けながら、象徴天皇として務められてきた。
陛下は30日午前、皇居の宮中三殿で、天皇のみ身に着けられる特別な装束を着て退位にともなう儀式に臨み、天照大神をはじめ、歴代天皇や皇族、神々に、当日の退位を報告される。
そして午後5時、宮殿・松の間で「退位礼正殿の儀」に臨み、天皇として最後のお言葉を述べられる。
天皇が崩御によらず代替わりするのは、およそ200年ぶりで、5月1日午前0時には、元号が平成から令和に変わって、陛下は上皇となられ、皇太子さまが新天皇に即位される。
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